ページの先頭です。

2014/09/16 12:12

ニュース

上海欧計斯軟件、日本市場に指静脈入退館管理システムを投入、中国ではクラウド事業に挑戦

 オージス総研と通華科技(大連)の合弁企業、上海欧計斯軟件(SOT、許炎総経理)が、ソリューション販売に力を入れる。年内に日本で指静脈入退館管理システムを発売し、中国ではクラウドサービスを提供する。

 07年10月設立のSOTは、現在、約170人の従業員を抱えている。資本金は200万元で、51%を通華科技(大連)、49%をオージス総研が出資。売上比率では、日本向けオフショア開発が70%で、残りの30%が中国現地でのITサービスやソリューション販売だ。

 日本市場に向けては、これまで日系のパートナー企業向けのソフトウェアを開発・輸出していたが、今回初めて企画や設計までを含めて自社開発した指静脈入退館管理システムを輸出・販売する。すでにオージス総研を通して営業を開始している。許総経理は、「指紋認識のシステムよりも精度が高いうえに、(指紋認証システムと)同等の価格で提供できることから、顧客の反応はいい。最初のユーザーが決まりそうだ。発売から1年間で100件への納入を目指す」と語る。

 さらに、中国国内では、親会社の通華科技(大連)が今年6月に中国のインターネットコンテンツプロバイダ資格「ICPライセンス」を取得したことを受けて、通華科技(大連)のデータセンターを活用したクラウド事業に挑戦。第一弾として、年内に日立ソリューションズ東日本の情報共有システム「OnSchedule」と、通華科技(大連)が日系IT企業と共同開発した中国版採用適性検査ツール「CUBIC」の提供を開始する。

 許総経理は、「クラウドは、すぐに利益が出るビジネスではなく、新たな挑戦の位置づけ。まずは初年度に「OnSchedule」で50ユーザー、すでにASP版で実績のある「CUBIC」で数百ユーザーの獲得を目指す。将来は、自社プロダクトをクラウド上で提供しようとする日系SIerと協業してラインアップを増やし、利益を生む事業にしたい」と意欲を示している。(上海支局 真鍋武)

許炎総経理

■おすすめの記事





PR

週刊BCN購読のお申し込みはこちら

Bizline会員サービス(無料)のご案内 新規会員登録はこちら

 

PR










ITジュニアの広場

「ITセミナー・イベント」コーナーで注目商品・サービスなどのセミナーを一挙公開!

過去の掲載記事一覧

ITビジネス情報紙「週刊BCN」

ITビジネス情報誌「週刊BCN」
2016年09月19日付 vol.1645
マーケットの輪郭がみえてきたFinTechの現在地

2016年09月19日付 vol.1645 マーケットの輪郭がみえてきたFinTechの現在地

「週刊BCN」購読お申し込み
BCN Bizline ITを売るパートナービジネスの創造を

「BCN Bizline」は、株式会社BCNが保有する登録商標です。(商標登録番号第5388735号)