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2014/10/07 19:28

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ワークスアプリケーションズ、クラウドネイティブの次世代ERPシステムを発表、RDBから脱却して分散処理

 ワークスアプリケーションズ(牧野正幸代表取締役CEO)は、10月7日、ERP(統合基幹業務システム)の新製品「HUE」の製品化に成功したと発表した。「脱RDB(リレーショナルデータベース)」「クラウドネイティブ」の二点が技術的なポイントで、「従来のERPにはない圧倒的なハイスピードとユーザビリティを実現した」(牧野代表取締役CEO)という。2015年春に販売を開始し、15年内にはユーザーへの納品を開始する予定だ。

 都内で開かれたユーザー向けイベント「COMPANY Forum 2014」の基調講演で、牧野代表取締役CEOが自ら「HUE」の特徴を説明。従来のERPについて、「企業経営にさまざまなメリットはもたらしたが、複雑で機能が使いこなせない、入力が大変、情報を探すのに時間がかかるなど、使う人の負担はむしろ大きくなる一方だった。操作性にしても、コンシューマアプリと比べると、長い間、ほとんど進歩していない」と指摘。「『HUE』は、こうした課題を解決する製品だ」と強調した。

牧野正幸代表取締役CEO

 そしてGoogleやFacebookなどを引き合いに出しながら、「コンシューマアプリと同じような使い勝手を追求した」(牧野代表取締役CEO)と説明。「AWS(Amazon Web Services)やIBMの『SoftLayer』のようなパブリッククラウドのインフラは、小型サーバーを大量に並列につないで分散処理する『サーバーの群体』で、これこそが真のクラウド。そうした観点で、クラウドネイティブなERPは、『HUE』が世界で初めての製品だと自負している」と語った。

 さらに、「RDBは、開発者にとって便利なツールだったのでERPにも使われ続けてきたが、Googleが提供するアプリのバックグラウンドで動いているような超高速のシステムには使われていない。RDBから脱却し、分散型データベースを活用することでERPの高速化と利便性の向上を実現した。これも世界初の試みだ」と、改善ポイントをアピールした。

 価格は、従来オンプレミス型で提供してきたERP「COMPANY」シリーズとほぼ同じ水準に設定する予定で、顧客として狙う層は大企業が中心。ただし、ライセンス販売だけでなく、SaaSでの定額利用サービスも考えているという。既存の「COMPANY」ユーザーは、バージョンアップで「HUE」を利用できる。(本多和幸)

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