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2014/10/31 18:20

[週刊BCN 2014年11月17日付 Vol.1555 掲載]

ニュース

ムロオシステムズ、中国で商業施設向け動線分析ソリューションを販売

【上海発】ソリューションプロバイダのムロオシステムズ(潘忠信社長)は、中国現地法人の上海鴎新ソフトウェアを通じて、中国のショッピングモールや百貨店などの複合商業施設をターゲットにした動線分析ソリューション「CFLA(Customer Flow Lead Analysis)」の提供を開始した。潘社長は、「まずはサンプルユーザーとして、2015年に10社へ提供したい。その後、BI(ビジネス・インテリジェンス)ツールなどを提供する販売パートナーを募集し、拡販する」と意欲をみせている。

 「CFLA」は、ショッピングモールや百貨店などの実店舗で、顧客のスマートフォンのWi-Fi信号から位置情報を取得し、売り場の滞在時間や移動経路などの動線を分析するソリューション。動線を収集する位置情報測定システム、データの分析・レポートシステム、位置情報と連動する広告配信システムの三つのモジュールで構成する。ユーザーは、顧客の動線を分析して、店舗や商品を最適に配置したり、適切な広告を配信したりすることで、来客の増加や売り上げの拡大につなげることができる。

 潘社長は、「CFLA」を開発した背景を、「中国では、無料のWi-Fiスポットを設置する商業施設が急増している。管理カメラを利用した動線分析ソリューションはすでにいくつか提供されているが、Wi-Fiを利用したものはまだ少ない」と説明する。近年、中国ではスマートフォンが急速に普及したが、通信キャリアはパケット放題の料金プランを提供しておらず、データ通信はすべて従量課金制。多くの複合商業施設は、課金を避けたいユーザーのニーズを来客に結びつけるために、無料のWi-Fiスポットの設置に力を入れている。

 すでに、中国のある商業施設で、本格導入を前提にした実証実験を開始。潘社長は、「まずは日系のショッピングモールや百貨店に向けて販売し、ゆくゆくは外資系・中資系に顧客層を広げていきたい」という。上海鴎新ソフトウェアは、これまで対日オフショア開発を主業務としていたが、今後は「CFLA」の販売によって、3年後をめどに、売上高に占める中国国内向けビジネスの割合を5割に引き上げる。(上海支局 真鍋武)

潘忠信社長

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