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2015/02/26 09:22

[週刊BCN 2015年02月23日付 Vol.1568 掲載]

ニュース

<ASEAN>B-EN-G 海外ERPに会計税務コンサル プロ集団と提携、ASEANに注力

 東洋ビジネスエンジニアリング(B-EN-G、大澤正典社長)は、会計税務の支援業務などを手がけるグローバル・パートナーズ・コンサルティング(GPC、関口泰央代表取締役)と提携し、ASEANでクラウド型海外拠点向けERP(統合基幹業務システム)「A.S.I.A.(エイジア)」の販売拡大に取り組む。日系企業を主要ターゲットに据え、A.S.I.A.に会計税務コンサルティングを組み合わせてセット提案する。B-EN-Gは、GPCと手を組むことによって、製品だけを提供する他社ERPベンダーとの差異点を明確にして、日本企業の進出が活発なASEAN市場の開拓を狙う。(ゼンフ ミシャ)

GPC
関口泰央
代表取締役
 B-EN-Gは、GPCがASEAN現地に配置している会計税務の専門家のノウハウを活用し、A.S.I.A.の販売を促そうとしている。ASEANに進出する際や、進出した後の事業展開にあたっての会計税務手続きに関して、日系企業をB-EN-GのソフトウェアとGPCのコンサルティングの両面で支援するお任せパックを用意。シンガポールやタイに置くB-EN-Gの現地法人やパートナー企業を利用するかたちで、現地語と日本語によるサポート体制を整え、中堅・中小企業から大手企業にまで提案する。

 GPCは現在、シンガポールに現地法人を有しており、約50社のユーザー企業に対して会計税務コンサルティングを手がけている。今回、B-EN-Gとの提携を受け、急ピッチで現地拠点の拡大に取り組んでいる。関口泰央代表取締役は、「この4月に、タイ・バンコクに拠点を開設する。これを皮切りに、今後はインドネシアやベトナムなどにも市場を広げ、拠点を順次増やしたい」と方針を語る。日本から専門スタッフを送り出すほか、現地採用も行うことで、人材を確保する考えだ。提案活動に関しては、主に国内でユーザー企業の日本本社に営業をかけて、A.S.I.A.と組み合わせたコンサルティングの提供を訴求するという。

B-EN-G
鈴木將路
シニアマネージャー
 B-EN-Gは、機能を絞り、クラウド型で提供することによって導入しやすくしているA.S.I.A.を2012年に投入した。現在、中国をはじめ、タイやインドネシアで約100社のユーザー企業に納入している。しかし、日中関係での政治的な摩擦などを受けて、中国での事業拡大が難しいと判断し、ここにきて、ASEANを重点市場に設定した。そして、競争が激しいASEANで他社ERPベンダーとの差異化を図るために、GPCとの提携に踏み切ったという経緯がある。

 B-EN-G営業本部営業3部事業開発担当の鈴木將路・シニアマネージャーは、「ASEANに進出している日系企業の多くはこれまで、専用ソフトを使わず、Excelなどで本社に会計税務の状況について報告した。しかし、事業拡大とともに、従来のやり方では対応しにくくなって、海外拠点での使用に特化したA.S.I.A.に関するニーズが高い」とみている。GPCとの提携によって、今後1年間で10社への納入を目指す。

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