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2015/03/05 09:20

[週刊BCN 2015年03月02日付 Vol.1569 掲載]

ニュース

ネットプロテクションズ “第3の決済サービス” SaaS型サービスを重要ターゲットに

 決済代行サービスのネットプロテクションズ(柴田紳社長)は、SaaS/クラウド型サービスの領域を重要ターゲットの一つに位置づける。B2B(企業間取引)において月額課金方式のSaaS/クラウド型サービスの利用頻度が高まっている。従来の物販やネット通販(EC)領域などに加えて、サービス商材の決済代行市場が拡大していることを踏まえた措置だ。直近では9割方が物販領域だが、今後は「サービス領域の決済代行の割合が高まる」(ネットプロテクションズの小猿雄一・BtoBグループセールスマネージャー)とみている。

小猿雄一
セールスマネージャー
 重要ターゲットとするSaaS/クラウド型サービスについては、ネット由来のサービス特性であることから「企業名義のクレジット」と相性がいい。まずは使ってみて、本格運用できそうだったら有料サービスへ移行するというパターンが多いからだ。とりわけネットサービスを生み出すことの多い新興のITベンチャーにとっては、B2B決済で現在主流の請求書を発行してユーザーが代金を振り込む「請求書方式」では業務的な負担が大きく、「クレジット決済」のほうが利便性が高い。

 しかし、一方でユーザー企業側からすれば、これまで使い慣れた「請求書方式」を好む傾向が強く、「企業名義のクレジット」、あるいは「銀行口座からの自動引き落とし」などの方式を敬遠する傾向が根強くある。そこで、ネットプロテクションズではB2Bで最も支持されている「請求書方式」を代行する「FREX B2B後払い決済」サービスを、SaaS/クラウド型サービス領域へ積極的に適用する動きに出ているのだ。

 このサービスは、月額30万~100万円以下の範囲であれば、買い手は与信に関する事前の書類審査なしで、その場で利用できる。売り手側に向けては、万が一、売掛金が回収できなくても、ネットプロテクションズがすべて立て替える。売り手への手数料は3~5%のクレジットカード水準に抑えるとともに、支払いサイトは「月末締め/翌々月10日払い」の40日サイトに設定。これまでに売り手側の企業数で約500社、買い手側の累計利用者数は25万社余りに達している。同社では「クレジットや自動引き落としに代わる第3の決済サービス」と位置づけ、決済代行サービスビジネスを伸ばしていく方針を示す。(安藤章司)

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