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2015/04/24 16:52

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グレープシティ、Windowsフォームアプリをタッチ対応にする機能で特許取得

 グレープシティ(馬場直行社長)は4月22日、独自開発したソフトウェア開発用コンポーネント「MultiTouch for Windows Forms(マルチタッチ)」と「ComponentOne Studio(コンポーネントワン スタジオ)」に関する特許権を3月6日付で取得したと発表した。

 MultiTouchは、タッチ操作に対応していないWindowsフォームアプリケーションをタッチ対応にするためのコンポーネントだ。ComponentOne Studioには、「TouchToolkit」として、同コンポーネントの機能が含まれている。

 Windows 8以降、マイクロソフト「Surface Pro」や各社の8インチタブレット端末のように多数のタッチ対応デバイスが登場。開発者の間では、「従来のWindowsフォームで開発された既存のアプリケーションにも、タッチ画面で快適に操作できる機能を組み込みたい」という要望が強まった。これを受け、できるだけ少ない手間でタッチ対応化を図れるよう考案されたのが、MultiTouchとなる。この開発での「タッチ対応への効率的な変換方法」の独自性が認められ、今回の特許取得が実現した。

ComponentOne Studioの利用イメージ

 Windowsフォームで開発したアプリケーションのソースコードをそのまま利用できるため、豊富なアプリケーション資産を有効活用できる。プロジェクトマネージャーは新しい開発フレームワークを使った移植や新規開発に限らない選択肢をもてるため、開発投資やスケジュールの柔軟性が向上する。

 また、ユーザーがウィンドウの端をドラッグしてサイズ変更(リサイズ)することで画面を拡大するとき、ウィンドウやスクリーンの大きさが物理的な上限になるが、この特許では画面部品を動的にコンテナに移し替え、コンテナをリサイズすることで既存の画面設計を保ったまま画面の拡大やスクロールを可能とした。

 この変換方法を使うことで既存の小さな画面をタッチ操作で必要に応じて拡大できるようになるため、マウス向けとタッチ向けにソースコードを二重に管理する必要がなくなる。タッチに対応する処理がコンポーネント化されているため、追加や削除が容易となる。

ソフトウェア開発時のタッチ対応コンポーネントの追加例

実際のソフトウェア実行時のタブレットPC 上での画面の拡大操作

 グレープシティでは、この技術を元に開発者向けのソフトウェア製品として「MultiTouch for Windows Forms 1.0J」を13年に、「ComponentOne Studio 2014J v2」を14年にそれぞれ発売している。今年2月までに合計2400ライセンス以上の出荷実績がある。

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