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2015/05/28 14:57

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アシストとBCN、開発効率の向上をテーマにセミナーを開催

 アシスト(大塚辰男社長)とBCN(奥田喜久男会長兼社長)は、5月27日、BCN特別セミナー「『変化に強い』が開発の常識を変える! ~システム開発のスピードと品質とコストを両立せよ~」を共催した。午前と午後の2回開催されたセミナーでは、開発効率の向上に有力な「BRMS(Business Rule Management System)」製品のコンセプトや事例を紹介。後半では、「スピード開発がもたらすビジネスチャンス」をテーマにしたパネルディスカッションをおこなった。

満席となったセミナー

 セッション1では、畔上文昭『週刊BCN』編集長が、「ユーザーはなぜ、スピード開発を望むのか」と題して講演した。畔上編集長は、「SIerの余命があと5年とか、SE不要論などの論調があるが、日本のSIerは世界的にみても独自の存在で重要な立場にある」と訴えた。加えて、「クラウドの普及やIoTが注目されるなかで、システム開発だけが従来のスピードのままでは、ユーザーは満足できなくなってきている。スピード開発を実現していくことが、SIerが生き残るための強力な武器になる」と強調した。

畔上文昭編集長

 続く、セッション2では、「顧客要求に即・追従できるシステム構築のススメ」と題して、アシストの中尾有揮・情報基盤事業部プログレス推進部主査が講演した。

 中尾主査は、まず、常に変化する顧客要件や要求仕様に対し、システム構築は柔軟に対応することが求められていると述べた上で、「システム構築中の変動要素の大部分は、ビジネスルールにあり、業務ロジックに密接に絡んでいるので、ルールトレースがしにくく、変更しにくい」と問題点を指摘。その上で、BRMSのメリットを紹介。「ビジネスルールをアプリケーションから切り離し、設計段階でルールをExcelのように表で整理して、即反映できる」とした。

 また、「BRMSの『Progress Corticon』は、実務部門を含めたすべての人にわかりやすく、ノンコーディングで、ルール実行環境を自動生成できる。これにより、ビジネススピードに追従するITを実現できる。SIerにとっても上流から下流まで、より広い案件に対応できるようになり、ビジネスチャンスが拡大する」とアピールした。

アシストの中尾有揮主査

 プログラム最後のセッションでは、「スピード開発がもたらすビジネスチャンス」をテーマにパネルディスカッションを実施。モデレータをアシストの橋本隆志・情報基盤事業部営業統括部戦略顧客営業部協業推進課課長が務め、午前の部と午後の部で異なるパネラーが参加した。

 午前の部には、畔上編集長、中尾主査のほか、キヤノンITソリューションズの高橋嘉文・SIサービス事業本部ソリューション推進センターソリューション企画第二部部長と、システム情報の小竹紳二・営業本部副本部長兼ソリューション営業部長が参加した。

 午後の部には、畔上編集長、中尾主査のほか、SCSKのプラットフォームソリューション事業部門ITエンジニアリング事業本部ミドルウェア部技術第二課の加藤順昭氏、TMMCの宮城卓弥・コンサルティング事業部マネージャーコンサルタントが参加した。

 パネルディスカッションでは、「変化に強いシステム開発について」の問いに、「変化はビジネスモデルだけでなく、技術(開発言語など)や人の世代交代という形でも起こる。これにキャッチアップしていくという意味からも、(自動化する)BRMSは有効だ」との意見がでた。

 また、「開発生産性向上ツールとSIビジネス(工数)との兼ね合いについて」の問いには、「生産性を向上しないとSIerはユーザーから排除される。また、生産性向上ツールを活用すれば、同じ予算でも利益幅を上げることができる」との意見が出た。また、BRMSが向く開発としてはアジャイル、変更の多い開発、ルールの複雑な開発をあげた。

 さらに、「システム開発をユーザーができてしまうとしたら・・」「従来開発とBRMSとの違いは」との問いには、「実際にユーザーから求められることもある。Progress Corticonは、1週間の研修でひと通りの操作ができるようになる。また、従来の言語開発と違い、一度操作を覚えれば開発のレベル差はない」との説明があった。

午前のパネルディスカッションに参加した、(写真左から)キヤノンITソリューションズの高橋嘉文部長、システム情報の小竹紳二副本部長、アシストの中尾主査

午後のパネルディスカッションに参加した、SCSKの加藤順昭氏、TMMCの宮城卓弥コンサルタント、アシストの中尾主査

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