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2016/02/24 16:55

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ネットワールド、東映デジタルラボがIBMテープ・ドライブを導入

 ネットワールド(森田晶一社長)は2月23日、東映ラボ・テック(中山正久社長)の子会社である東映デジタルラボが、撮影データをバックアップ/アーカイブする新システムの構築にあたり、IBMエンタープライズ・テープ・ドライブ「IBM TS1150」と「Cisco Unified Computing System(UCS)C220 M3」を導入し、本格稼働を開始したと発表した。

 東映デジタルラボは、東映(多田憲之社長)のグループ会社である東映ラボ・テックの子会社として10年に設立。東京撮影所内にある東映デジタルセンターで、オープン撮影素材のデータ管理やポストプロセッシングサービスなどのデジタル業務を担っている。同社では、これまで映像制作会社の撮影データを一次的に編集仕上げ用の専用サーバーに取り込んで処理し、LTOー5/LTOー6データ・カートリッジにバックアップ/アーカイブを行っていたが、4K解像度での撮影が増加したことで、TB級の大容量撮影データが日々持ち込まれるようになり、容量、スピードの点でLTOデータ・カートリッジでのバックアップ/アーカイブが限界となり、改善が求められていた。

 そこで今回、LTOー6データ・カートリッジと比べて4倍に相当する10TBの大容量、最大360MB/秒のデータ転送レートを実現するIBMエンタープライズ・テープ・ドライブ「IBM TS1150」と「IBM3592 JDデータ・カートリッジ」の採用を検討。IBMが、IBM東京ラボラトリー内に実証環境を用意し、カタログスペック通りの360MB/秒のパフォーマンスが常時発揮されることを確認した。さらに、ネットワールドでは、自社の検証施設「GARAGE」に、導入予定の「UCS C220 M3」ラックサーバーに2台の「IBM TS1150」テープ・ドライブをファイバー・チャネル接続した構成で、さまざまな運用パターンでのパフォーマンス検証を実施し、期待通りの性能を出せることを事前に確認した。

 新システムによって、従来のLTOー6では160MB/秒だったデータ転送レートを、2倍以上の360MB/秒に高速化し、バックアップ時間を従来の半分以下に短縮した。また、「IBM TS1150」のファイルシステムであるLTFSのオペレーションも非常に簡単で、GUI画面からドラッグ&ドロップ操作でコピーを行うことができるため、煩雑だったバックアップ作業の負荷を大幅に軽減。社内スタッフは本来の業務である編集仕上げサービスや新たなアプリケーション開発に、より多くの時間を割くことができるようになった。

 なお、現時点では、テレビ番組制作会社の一部の顧客に先行的にサービスを提供しつつ、サービスのメリットを検証。新しいビジネスモデルの確立を模索している段階。また、顧客側に「IBM TS1150」テープ・ドライブが普及するまでは、東映デジタルラボのシステムのバックアップテープからデータを読み出し可能にするサービスとして提供する計画。

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