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2016/02/29 11:06

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週刊BCN、愛媛・松山で「BCN全国キャラバン2016 in 松山」を開催

 週刊BCNは2月26日、「求む!ビジネスパートナー ~SIer、リセラーのためのITトレンドセミナー~」と題し、SIerとリセラー向けのセミナーを愛媛県松山市のメルパルク松山で開催。基調講演のほか、注目のベンダーが商材とパートナー戦略を紹介した。

 基調講演は、ソフトバンク/ソフトバンクロボティクスのWatson事業推進室 首席エヴァンジェリストの中山五輪男氏が登壇。「PepperとIBM Watsonが切り拓く新たなビジネスの世界」と題して講演した。

基調講演で登壇したソフトバンク/ソフトバンクロボティクスの
Watson事業推進室 首席エヴァンジェリスト、中山五輪男氏

 中山氏は、ソフトバンクが販売する人型ロボット「Pepper」の現状について紹介。Pepperは昨年6月の販売開始から約1万台を販売していて、店舗や受付など、さまざまなビジネスシーンでの活用されている。「例えば生活雑貨を扱うロフトの店舗では、商品の説明を担当している。1日に359件の接客をこなした実績があり、これは10人分の作業量に相当する」といった効果が出ている。みずほ銀行では、Pepperを導入した店舗で店内が明るくなったとの評価を得ているという。

 Pepperには企業向けの「Pepper for Biz」もあり、きょう体は同じだが、個人向けよりもサポート体制が強化されている。また、すぐにサービス提供を開始できる「お仕事かんたん生成」という環境も提供される。ただ、多くの導入企業は自社サービスとの連携などを望むため、アプリ開発が伴うという。「アプリ開発は簡単。しかし、Pepperの開発を手がけている企業はまだ少ないため、利益を上げやすい。ぜひ、Pepperのアプリ開発に取り組んでほしい」と中山氏はアピールした。

 また、日本IBMとの提携により、ソフトバンクが販売することになった「IBM Watson日本語版」についても紹介した。「Watsonは、テキストデータの行間を読む。そのため、検索したワードがテキスト内になくても、内容から対象のデータを抽出できる」と中山氏。ソフトバンクでは、Watson日本語版を活用し、自社システムの刷新に取り組んでいる。システム名は「Softbank BRAIN」。社内外のデータを活用し、営業担当者との会話から取るべき行動をサポートするなど、新たな営業スタイルの確立を目指す。「すでに半分近く構築が進んでいる。夏には発表できる」とし、講演を締めくくった。

 セッション1では、SAPジャパン パートナー統括本部 パートナー開発 シニアマネージャーの斎藤広一氏が登壇。「総デジタル時代を勝ち抜くヒントとは ~成長し続けるITビジネスを考える~」と題し、ITのトレンドとSAPジャパンの戦略を紹介した。斎藤氏は冒頭で、「デジタルとは古くからある言葉だが、今、デジタル化による革命が起きている」とし、“デジタル”をキーワードにIoTやインダストリー4.0などを紹介した。また、SAPについて「ERPをイメージする人が多いと思うが、ERPの売り上げは半分以下」とし、同社のソリューションを紹介した。

 セッション2では、「次世代ファイアウォール/UTM「Clavister(クラビスター)」のご紹介 ~アプライアンス、仮想、IoT、組込型UTMビジネスを見据えて~」と題し、キヤノンITソリューションズ セキュリティソリューション事業部 セキュリティソリューション営業部の柳澤直樹氏が登壇。冒頭で柳澤氏は、「当社の製品は国内で開発している。オフショア開発などはしていない」と品質をアピール。キヤノンITソリューションズにはセキュリティ分野で18年間の取り組み実績があり、そのノウハウが生きているとして、同社のUTM製品「Clavister(クラビスター)」を紹介した。

 セッション3では、「IT統合管理ソフトウェア『AssetView』で実現できる最新情報漏洩対策」と題し、ハンモック 大阪営業所係長の北村雄飛氏が登壇。マイナンバー(社会保障・税番号)の運用が始まったが、企業はまだ手探りの状態として、情報漏えい対策のニーズはこれから本格化すると紹介した。また、標的型攻撃なども日々高度化しており、企業にとってセキュリティ対策の強化が大きな課題となっている。これらの問題にAssetViewで対応できるが、「統合管理ではユーザー企業が導入のイメージがわからないかもしれない。そのため、まずはログ管理で提案してはいかが」と説明。ユーザー企業にログ管理の有効性を知ってもらえば、その後に機能を追加するなど、AssetViewの適用範囲を広げられるといった提案方法を紹介した。

 セッション4では、「電子証明書の世界~SSLサーバ証明書・クライアント証明書~」と題し、GMOグローバルサイン マーケティング部 マネージャーの大澤康正氏が登壇。まず冒頭でセキュリティ対策のトレンドを紹介し、同社のSaaS型クライアント証明書運用管理サービス「マネージドPKI Lite」について説明した。マネージドPKI Liteでは、SIer向けに後払いのパートナーシップを用意していて、「ストック型ビジネスで採用できる」(大澤氏)として、SaaSであることのメリットなどについても解説した。

 最後に主催者講演として、『週刊BCN』の編集長、畔上文昭が「勝ち抜くSIerの条件~キーワードで考えるSIの未来」と題し、FinTechやIoT、AI(人工知能)などの業界動向を紹介しながら、SIerが進むべき道について解説した。

 すべてのセッション終了後には名刺交換会を実施。講演者と参加者、参加者同士で情報交換を行った。なお、週刊BCNは「BCN全国キャラバン2016」シリーズを全国主要都市で開催する。次回は3月25日にTKP仙台カンファレンスセンターで開催する。

愛媛県や近県からSIerやリセラーが多数参加。最後まで熱心に聴いていた

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