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2016/03/14 15:47

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東芝インダストリアルICTソリューション社、JR九州博多駅でRECAIUS実証実験

 東芝インダストリアルICTソリューション社(錦織弘信社長)は3月11日、訪日外国人への各種サービスの向上を目的に、JR九州博多駅で音声・映像活用クラウドサービス「RECAIUS」の実証実験を実施していることを発表した。

 今回の実証実験では、JR九州博多駅中央みどりの窓口に、訪日外国人のきっぷの購入サポートや、サイネージによるナビゲーション、緊急時の多言語表示・音声案内など、RECAIUSを用いた混雑緩和のサービスを導入し、効果を検証したうえで訪日外国人へのおもてなし・サービス向上を目指す。実証実験は1月下旬から3月末まで実施する予定。

 実証実験の具体的な内容は、まず、訪日外国人向け「JR Kyushu Rail Pass」の乗車券・指定券への交換購入をサポートする。JR Kyushu Rail Passは、外国から日本に観光目的で訪れる人が購入できる特別企画乗車券で、通常は、みどりの窓口に設置した専用窓口で申し込み書に必要事項を記入し、きっぷと指定券を購入する必要がある。今回、申し込み書への記入が不要なタッチディスプレイとプリンタによる申し込みサポート(中国語、韓国語、英語の3か国語)を行う。

 また、窓口や駅改札口での通訳のサポートとして、タブレット端末・スマートフォンなどにリアルタイムに訳語を表示するRECAIUS同時通訳サービスを利用し、乗り場案内や行先案内サポートを実施する。同時通訳サービスで使用する辞書は、JR九州の駅名・列車名、観光地名などの固有名詞をあらかじめ登録した辞書を用い、訪日外国人の観光などをサポートする。対応言語は、中国語(簡体と繁体)韓国語、英語の3か国語となる。

 災害・事故などによる不通・電車遅延などの緊急時には、55型のデジタルサイネージ上での多言語の告知表示と音声による案内を行うことで、緊急時の訪日外国人のサポートを行う。通常時にはきっぷの見方や、ホームへの順路などをアニメーション表示して訪日外国人サポートを実施する。案内音声はRECAIUS音声クリエータによる、音声合成された各国言語での音声(中国語、韓国語、英語)を使用している。

 さらに、JR Kyushu Rail Pass専用窓口に設置したカメラを利用して、デジタルサイネージの利用状況や、JR Kyushu Rail Pass窓口の混雑状況を把握し、RECAIUS人物ファインダで収集したデータ(属性情報や滞留時間)の分析・活用を検討していく。例えば、分析データによる混雑予想を窓口人員の増強や、場内整理の準備に適用することなどを検討している。

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