ページの先頭です。

2016/10/19 09:08

連載

[週刊BCN 2016年10月10日付 Vol.1648 掲載]

<短期集中連載 クラウドビジネス全国に拡大中!>第5回 福岡のクラウド導入事情

 「この1年でクラウドに対する認識が大きく変った」と、Fusicの横田宏大・事業推進部門マーケティングチームマネージャーは福岡のクラウド事情を語る。多くの企業が新しいものを避けがちな地域と感じていたが、提案がしやすくなったと肌で感じるようになってきたという。(取材・文/畔上文昭)

新しい取り組みにはクラウド

 自社サービスでAmazon Web Services(AWS)を活用しているFusic。その理由について、横田マネージャーは「当社が提供しているサービスは、止められないというのが絶対条件。そのためにどうすべきかを検討したところ、クラウドに行きついた。クラウドでは安定した稼働環境が得られ、可用性も高い」と語る。

Fusic 横田宏大 事業推進部門マーケティングチームマネージャー
 自社サービスで得たノウハウを生かし、ウェブ系のシステム開発を中心にクラウドの活用を提案している。「オンプレミスからクラウドへの移行案件も、徐々に増え始めている。ただ、当社としては、ウェブ系で、かつスクラッチの開発を強みとしているため、そちらを押している」とのこと。クラウドのメリットは、「余分な投資が不要なこと」「その分のコストを開発にまわせること」「IT資源が必要に応じてスケールできること」であるとの考えから、横田マネージャーはスクラッチ開発に向いていると判断している。

 同様の考えから、IoTにおいてもクラウドが向いているとして、取り組みを強化している。その第一弾が、11月にリリースを予定している「mockmock」。IoT開発に携わるウェブエンジニアを対象としたサービスで、クラウド上に仮想デバイス(mock)を作成し、対象サーバーに疑似データを届けるというもの。「IoTデバイスがなくても、サーバー側でIoT環境のテストやシステム構築ができる」ため、横田マネージャーはクラウドのスピード感に合ったIoT関連のシステム構築が実現できるとしている。

 また、何かと話題のAI(人工知能)についても、クラウドが活用されるようになるとみている。「新しい取り組みにはクラウド」が横田マネージャーの考えだ。

今後は韓国進出を模索

 福岡は韓国に近い。Fusicには韓国出身のエンジニアがいることもあり、今後は韓国への進出も目論んでいる。「クラウドは、地域に関係なく利用できるのがメリット。韓国はAWSのリージョンができて間もないので、これから認知度を上げていくという段階にある。そのため、当社にもチャンスがあると考えている」と横田マネージャー。日本でも、国内にリージョンができてから普及が加速したことから、韓国での今後の盛り上がりに期待している。 ...

続きはBizline会員のみご覧になれます(会員登録無料)

ログイン/新規会員登録
※会員登録すると、記事全文をお読みいただけます(無料)。
BCNランキングBCNマーケティングのID・パスワードはご利用いただけません。
お手数ですが、新規に会員登録を行ってください。

■おすすめの記事





PR

週刊BCN購読のお申し込みはこちら

Bizline会員サービス(無料)のご案内 新規会員登録はこちら

PR










ITジュニアの広場

「ITセミナー・イベント」コーナーで注目商品・サービスなどのセミナーを一挙公開!

過去の掲載記事一覧

ITビジネス情報紙「週刊BCN」

ITビジネス情報誌「週刊BCN」
2017年04月10日付 vol.1673
Survive or Die !? AI時代のIT業界 2017 今、知っておくべきAIとのつき合い方

2017年04月10日付 vol.1673 Survive or Die !? AI時代のIT業界 2017 今、知っておくべきAIとのつき合い方

「週刊BCN」購読お申し込み
BCN Bizline ITを売るパートナービジネスの創造を

「BCN Bizline」は、株式会社BCNが保有する登録商標です。(商標登録番号第5388735号)