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2013/11/28 09:07

連載

[週刊BCN 2013年11月25日付 Vol.1507 掲載]

スポーツは生放送でなければ
サイバー大学 IT総合学部教授 前川 徹

略歴

前川 徹(まえがわ とおる)
 三重県出身、1978年 通商産業省入省、通産省機械情報産業局情報政策企画室長、JETRO NewYorkセンター産業用電子機器部長、IPAセキュリティセンター所長、早稲田大学客員教授などを経て、2007年4月から現職、コンピュータソフトウェア協会専務理事などを兼任。
 10月20日の夜、テレビでフィギュアスケートをやっていた。画面には「GPアメリカ大会 今夜決戦、高橋大輔&小塚崇彦 表彰台へ」の見出しが表示されている。ちょっと自分の目を疑ってしまった。
 放送内容は、グランプリシリーズの初戦、アメリカ大会である。日本からは昨年のグランプリファイナルで4年ぶり3度目の金メダルを獲得して完全復活を遂げた浅田真央のほか、日本男子フィギュアのエース高橋大輔や小塚崇彦、町田樹が出場している。開催地はデトロイト。日本との間には13時間の時差があるので、生放送ではない。つまり、放送の時点で多くの日本人、とくにフィギュアスケートのファンはGPアメリカ大会男子シングルの結果を知っている。町田樹が優勝し、高橋大輔は4位、小塚崇彦は6位である。この事実は、夕刻のテレビのニュースでも報道されているし、インターネットのニュースにも流れている。国際スケート連盟(ISU)のウェブサイトを見れば、ジャッジがどのような判定をしたのか、各エレメントの得点、プログラムコンポーネントの内訳まで見ることができる。にもかかわらず「高橋大輔&小塚崇彦表彰台へ」の見出しは視聴者を馬鹿にしている。高橋選手や小塚選手にも失礼ではないか。
 ましてや「今夜決戦」は論外である。男子シングルの決戦は日本時間の20日午前9時20分には結果が判明している。「今夜決戦」と表示するテレビ局には知性も良識もない。 ...

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