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2013/02/28 09:13

連載

[週刊BCN 2013年02月25日付 Vol.1470 掲載]

<IT経営の真髄 ITCの支援で企業はこう変わる!>116.IT活用による経営課題解決講座(上) ソーシャルの活用を教える

担当ITコーディネータ:阿部満
所属:ブリッジ・リサーチ&コンサルティング(東京・港区)
活動:研修の企画やテキスト執筆。講師として全国を回り、IT活用をレクチャーする

阿部満
ITC
 中小企業と、中小企業のIT活用を支援するITコーディネータ(ITC)を結ぶ研修活動が全国で活発になっている。独立行政法人・中小企業基盤整備機構中小企業大学校は、ITC協会と全国各地のITCと連携し、北海道から九州までと広範囲でIT活用をレクチャーするセミナーを開催している。

 経営コンサルティングを得意とする阿部満ITCは、3年ほど前からこのセミナーの講師を務めている。コースは2日間の集中研修と、企業の強みを詳しく分析する9日間の研修の2パターン。「業務の見える化やビジネスプロセスの革新、ウェブを活用した新たなビジネスモデルの構築による経営革新などを訴えている」と、セミナーの狙いを語る。

 参加者の平均年齢は40歳前後。企業の経営を引き継いだ2代目で、IT活用に積極的に取り組む姿勢をみせている人が多いという。

 「北海道や九州では、農業や漁業の生産物を全国販売する際にインターネットを活用しようと考えてセミナーを受講する人が多い。一方、製造業者がひしめく名古屋・大阪あたりでは、生産性の向上を図るためにITを生かしたいという人が大半を占める」と、阿部ITCは各地の特色によってIT活用に対するニーズが異なる実情を語る。

 このところ、FacebookやTwitterの普及によって、ソーシャルメディアをビジネスでも利用することに関心が高まっている。とはいえ、とくに地方では、スマートフォンやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)をビジネスに利用する企業はまだ少ない、と阿部ITCは指摘する。「経営改善のツールとしてソーシャルメディアを具体的にどう使えばいいかがわからないからだ」とその理由を語る。そこで阿部氏などITCらは、FacebookやTwitterで自社製品のクチコミによるブランド力向上のための活用シーンを紹介することに力を入れ始めた。

 セミナー開催の目的は、ITCが中小企業とのパイプを築いて、国として個別支援の案件につなげることだ。阿部ITCは「2013年度も研修活動を継続する。中小企業大学校、ITC協会、全国のITCと密に連携して中小企業の支援に取り組んでいきたい」としている。(ゼンフ ミシャ)

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