ページの先頭です。

2010/09/02 09:32

連載

[週刊BCN 2010年08月30日付 Vol.1347 掲載]

<解剖!メーカー流通網>78.ドリーム・アーツ 販社との協業強化を進める クラウド時代に主導権握る

 グループウェアや業務支援システムの関連メーカーであるドリーム・アーツ(山本孝昭社長)は、SIerなど販社とのパートナーシップ深耕に積極的だ。最近になって、さまざまな販社と戦略的な協業を進めており、大規模案件の獲得を果たしている。また、サービス型モデルが浸透しつつあるなか、製品のSaaS化することにより、クラウド時代で主導権の掌握を目指す。

 直近では、日本通運に対して、企業情報ポータル型グループウェアの「INSUITE Enterprise(インスイート・エンタープライズ)」を導入することが決定。日本通運では、外勤専任者を除く約2万人の新情報共有プラットフォームを検討しており、ドリーム・アーツの製品が適していると判断。新情報基盤の利用は、今年度中に各組織で順次進めていくという。この案件については、日本通運へのシステム提案をはじめ、導入や構築などSIの部分をドリーム・アーツの販社である東芝ソリューションが実施した。

 また、新しい協業に関しては、ITホールディングスグループのネオアクシスとパートナー契約を締結。この協業で、ドリーム・アーツの「インスイート・エンタープライズ」やウェブベースのDB(データベース)「ひびきSm@rtDB」と、ネオアクシスの「Notes to Web Transporter」を組み合わせ、IBM製グループウェア「Lotus Notes/Domino」のユーザー企業に対して、ネオアクシスが移行サービスを提供していく。

 ドリーム・アーツの製品について、販社は他社製品との互換性が高いと評価しているようだ。また、「今後はソフトを軸にサービスを提供してきた強みを生かす」(山本社長)方針を掲げており、SaaS化を中心にクラウド・サービスの提供を本格化。これにより、大企業を中心にユーザー企業を獲得する既存のビジネスモデルに加え、SMB(中堅・中小企業)市場で新規開拓を図っていく。(佐相彰彦)


■おすすめの記事





PR

週刊BCN購読のお申し込みはこちら

Bizline会員サービス(無料)のご案内 新規会員登録はこちら

PR










ITジュニアの広場

「ITセミナー・イベント」コーナーで注目商品・サービスなどのセミナーを一挙公開!

過去の掲載記事一覧

ITビジネス情報紙「週刊BCN」

ITビジネス情報誌「週刊BCN」
2017年04月10日付 vol.1673
Survive or Die !? AI時代のIT業界 2017 今、知っておくべきAIとのつき合い方

2017年04月10日付 vol.1673 Survive or Die !? AI時代のIT業界 2017 今、知っておくべきAIとのつき合い方

「週刊BCN」購読お申し込み
BCN Bizline ITを売るパートナービジネスの創造を

「BCN Bizline」は、株式会社BCNが保有する登録商標です。(商標登録番号第5388735号)