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2016/01/07 09:31

連載

[週刊BCN 2016年01月04日付 Vol.1610 掲載]

【2016年 年頭所感】 オージス総研
エネルギー自由化対応の完遂

西岡信也 社長
 今年は電力自由化、来年はガス自由化という二つのエネルギー自由化を控えていることから、昨年はそれらの対応に追われた。電力自由化では、親会社の大阪ガスが電力事業に参入する。ガス事業関連のシステムも、ガス導管分離など、自由化に向けた対応に取り組んでいる。それらのシステムは、新規参入企業に販売する予定だ。

 中期計画の2年目にあたる2015年は、「フローからストックへ」「受託開発からサービスへ」の構造改革も着実に進んだ。なかでもパッケージ商品の販売に注力しており、OSSベースの認証ソリューション「ThemiStruct」、ソースコードの静的解析ツール「Coverity」が好調。事業ポートフォリオの強化につながった。

 昨年7月には、大阪ガス行動観察研究所と合併。人の行動を客観的に観察し、人間工学・心理学を用いて分析する行動観察は、ビッグデータ関連ソリューションの付加価値になると期待している。

 また、昨年から本格化させたのが、ビジネスルールを定義、実行、管理するためのソフトウェア「BRMS(Business Rule Management System)」である。BRMSでは、ビジネスルールをアプリケーションから切り出すため、法改正が頻繁に発生する金融機関を中心に引き合いが多い。すでに2件受注している。

 16年も引き続き、エネルギー自由化に注力する。無事完遂させなければならない。大阪ガスが社会的責任を果たすためにも必須の取り組みであり、IT子会社としての存在意義が問われると考えている。

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