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2017/01/11 09:11

連載

[週刊BCN 2017年01月02日付 Vol.1659 掲載]

【2017年 年頭所感】 東芝インダストリアルICTソリューション社
人を想うIoT“SPINEX”

錦織弘信
社長
 IoTやAIは、多くの人が想像するよりも早くビジネスに組み込まれていく。実際、当社IoT/AI関連の商談は直近で150社を超え、概念実証(PoC)も100案件ほど実施中だ。東芝グループはかねてからIoT/AI領域に力を入れており、2016年11月には当社独自のIoTアーキテクチャを「SPINEX(スパインエックス)」と名づけた。

 IoT/AIは、幅広い業種・業態に浸透し、これまでにない新しい価値を創り出すエンジンとして機能することは間違いない。ユーザーの売り上げや利益を伸ばすシステムであると同時に、より働きやすい環境づくりや、安全性の向上など「人を想う」システムでありたい。こうした意味から17年のキーワードは「人を想うIoT“SPINEX”」とした。

 例えば、当社のIoT/AI技術の一つの感情認識を使い、バスや鉄道の運転手の表情から疲労度合いを読み取ったり、コンタクトセンターの会話からオペレータの心的疲労を検知。事故や体調不良の深刻化を未然に防ぐなどの取り組みがすでに始まっている。

 おもしろいところでは、ラグビーなどチームで競い合うスポーツで、グラウンドを走り回る選手たちの顔を認識。どのような作戦を双方が展開しているのかをリアルタイムに分析して、味方に有利な作戦を導き出すことも可能になった。

 さまざまな事例をつくり、成果を上げていくことで、当社グループならではの新しい価値を世界規模でつくりだしていく。

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技術とユーザーニーズのギャップに商機 市場/価値創出型への転換

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