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2009/01/21 11:00

[週刊BCN 2009年01月19日付 Vol.1268 掲載]

Special Issue

<ソリトンシステムズ特集>ビジネスをさらに広げるInfoTraceとRSA enVision

 ソリトンシステムズのPC操作ログ収集・解析ソリューション「InfoTrace」と、RSAセキュリティの統合ログ管理アプライアンス「RSA enVision」が、パナソニック電工インフォメーションシステムズが開発したログ変換モジュールによって連携した。これにより、物理セキュリティと情報セキュリティが融合し、セキュリティの向上はもちろん、生産性の向上、コスト削減まで実現する。

情報セキュリティと物理セキュリティをつなぐ

企業内のすべてのログを統合管理「InfoTrace」と「RSA enVision」

 ソリトンシステムズが提供するクライアントPCの操作ログ収集・解析ソリューション「InfoTrace」は、3年連続国内トップシェア(富士キメラ総研「2005/2006/2007ネットワークセキュリティビジネス調査総覧」端末操作監視・ログ管理ソフト市場における調査結果より)を獲得し、PCのログ収集において、ユーザーからの支持を獲得している。しかし、企業のシステムはPCだけではなく、サーバやネットワーク機器などもログを出力している。これらのログを統合的に管理するには、別のソリューションが必要だ。ワンタイムパスワードや暗号技術などで知られるRSAセキュリティは、これらの企業システムを構成する機器が出力するログを統合的に管理するアプライアンス製品「RSA enVision」を提供している。これは2007年に国内投入されたものだが、金融機関や内部統制の構築を進めている大企業を中心に広く導入されている。この2つのソリューションをつなぐログ変換モジュールが、パナソニック電工インフォメーションシステムズによって開発された。「当社は、もともと松下電工の情報システム部門が分離独立した企業です。情報システム開発や導入、運用、構築など情報システム全般にわたる事業を展開しています。当社は、実際にお客様の統合ログ管理システムを運用する立場から、J-SOX法および情報セキュリティに対し、双方の製品をいかに活用し対策するかという視点で、お客様にソリューションをご提供できます」と、パナソニック電工インフォメーションシステムズ・IDCビジネス本部・ネットワークソリューション事業部・エキスパート(セキュリティ担当)の増田純一氏は語る。

 確かに、「InfoTrace」や「RSA enVision」は「ログ」を扱う商品であることには間違いない。それらを連携させることで、ユーザーは、企業システムすべてのログを統合的に管理できるようになり、新しい付加価値が提供される。そのメリットは非常に大きい。

 「“RSA enVision”は、1300社以上のお客様が活用しているプラットフォームです。エージェントレスで150超ものデバイスに対応しています。今回、パナソニック電工インフォメーションシステムズ様が開発されたログ変換モジュールは、弊社にとっても、日本のお客様にとっても待ち望んだ製品です」と、RSAセキュリティ・マーケティング統括本部・シニアマーケティングマネジャーの轡田拓也氏は語る。

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統合ログ管理で新たな付加価値を提供

 PCの操作ログを含めた統合ログ管理により、情報セキュリティと物理セキュリティの連携も可能になる。現在、セキュリティを高める目的で、ICカードなどによる入退室管理を行う企業も少なくない。社員証をICカード化し、入退室を管理するケースも増えている。例えば、今回発表されたログ変換モジュールを活用すれば、ユーザーが入室してから退出するまで、PCでどのような操作をしたのかまで記録されることになる。また、リムーバブルディスクにデータを書き出し、部屋を出た場合でも検知することができるだろう。つまり、ログ変換モジュールの登場により、物理セキュリティと情報セキュリティといった垣根はなくなり、企業システムを統合的に管理できるようになるのだ。

 「セキュリティの向上に加え、昨今、コスト削減は多くのお客様の課題だと考えています。“InfoTrace”と“RSA enVision”が連携すれば、管理・運用コストを低減できますし、残業で何をしていたのかなど勤怠管理にも活用できます。生産性向上やコスト削減にも効果的なソリューションと言えるでしょう」とソリトンシステムズ・マーケティング本部・ソリューションマーケティング部・主任の大野真理子氏は説明する。

 「InfoTrace」と「RSA enVision」は、すでに多くの顧客を獲得している製品だ。そういった顧客に対しても、今回のログ変換モジュールを活用すれば新しい提案が可能となる。付加価値の提供とともに、新たなビジネスの送出にも寄与しているのだ。

 ソリトンシステムズ、RSAセキュリティ、パナソニック電工インフォメーションシステムズという3社のコラボレーションにより、情報セキュリティと物理セキュリティが融合し始めている。それだけに市場からの期待も高い。

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