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2010/10/18 14:15

Special Issue

クオリティソフト、厳密なライセンス管理を実現する「QAW」+「License Guard」

 企業で使うソフトウェアには、多種多様な形態のライセンスが存在する。企業経営でコンプライアンスへの対応が迫られている今、厳密なライセンス管理は、企業経営の必須要件だ。そこで今、クオリティソフトの提案に市場の注目が集まっている。IT資産管理ツール「QAW」が、日立情報システムズの「License Guard」の機能を取り込み、これまで以上に厳密なライセンス管理ができるようになったのだ。

「QAW」と「License Guard」との連携により、詳細なライセンス管理を実施

多種多様なソフトウェアライセンス形態の管理が企業の課題に

 昨年、石川県庁や北海道庁がPCソフトを違法コピーして使用していた事実が明らかになり、大きな問題となった。官公庁が違法コピーしていたことや、不法利用されていたソフトウェアの数、数千万円にもおよぶ和解金などがメディアを通じて報道された。もちろん、違法コピーは官公庁だけの問題ではない。今年に入って多くの企業や団体が違法コピーを認め、ソフトウェアメーカーと和解するケースが増えている。なかには、数億円を超える金額で和解が成立したケースもあった。

 一般に、日本の違法コピーは少ないとされている。だが、それでも違法コピー率は20%を超え、1700億円規模の損害が出ているという調査結果もある。ソフトウェアメーカーの損害は甚大で、死活問題といっていい。違法コピーを撲滅すれば、本来得るべき利益を確保することができるのだから。

 違法コピーを撲滅するため、監査が行われるケースもある。監査は、以前は細かい組織まで目が届きにくい大規模ユーザを中心に行われていたようだが、最近では、100ユーザほどの中小規模の組織まで監査をするようになっている。

 当然のことだが、監査を受けても、適切にライセンス管理を行っていれば問題はない。見える化を進め、実際にライセンス管理を実施している企業もある。しかし、適切なライセンス管理を実施するには、実はかなりの工数が必要になるのだ。

 ライセンス管理は、これまで総数管理で行われてきた。これは、購入しているライセンス数とインストールしているソフトウェア数との差で、違法コピーがないようにするというシンプルな管理方法だ。これであれば、クライアントPCからインベントリを取得し、ライセンス数と照らし合わせればいい。しかし、総数管理によるライセンス管理で安心していてはいけない。実際はそう簡単な問題ではないのだ。

 ライセンスは、多種多様だ。組み合わせによってアップグレードできないライセンスや、ダウングレード使用によるバージョン間の相殺、セカンドライセンス使用など、多岐にわたっている。つまり、どのPCにどのようなライセンスのソフトウェアがインストールされているのか、紐付けながら管理しなければ、適切なライセンス管理とはいえないのだ。しかし、そのような管理ができるライセンス管理ソリューションは、非常に少ない。結果として、ハードウェアにインストールしたライセンスの使用許諾契約書を読み解き、個別に管理することになる。

 さらに、適切なライセンス管理を行うためのガイドラインがないという問題もある。つまり、「この管理方法なら万全」という指針がなく、適切なライセンス管理を行うために、どうしたらいいのかと頭を抱えている企業も少なくない。

License Guardの機能を取り込んだ新しい「QAW」

 クオリティの「QAW」は、クライアントPCのIT資産管理やライセンス管理などを行うツール。その「QAW」に、日立情報システムズが開発・販売してきたライセンス管理システム「License Guard」の機能が組み込まれた。

 「License Guard」は、適切なライセンス管理を行うことができる数少ないソリューションの一つだ。「License Guard」を導入することで、ソフトウェア違法コピーの疑いのあるPCを検知するほか、正規使用の説明責任も確保することができる。また、ライセンスの過不足を正確に把握できるので、未使用ライセンスを有効活用にもつながる。 

ライセンス別の所有数、割当数、インストール数、過不足数を表示。ライセンスの過不足を正確に把握できる

 「License Guard」は、日立情報システムズが長期間にわたって自社運用してきた実績がある。ソフトウェアのライセンスに関する情報が登録されているので、ユーザはそれぞれの商品の使用許諾契約などを読み解かなくても、どのようなライセンス形態なのか、容易に把握できる。自社運用で積み上げてきたデータとノウハウが、「License Guard」の強みなのだ。

 「QAW」で「License Guard」の機能を利用できるようになったことで、従来製品に比べ、より厳密なライセンス管理が実現できるようになった。しかも、登録の際に使用許諾契約書を読み解き、それに対応する管理体制を個別に構築しなくても、すぐに運用が始められるというメリットがある。

 このソリューションを使うことで、ライセンスの登録から運用・是正・廃棄というサイクルを一つの製品で完結できる。ライセンス管理の厳密化と管理・運用工数の低減――この二つを両立できるソリューションとして、「QAW」は市場から注目されているのだ。 

「License Guard」の導入で、ライセンス管理・運用工程がより効率化された

 販売パートナーからみても、この新しい「QAW」は魅力的に映る。「License Guard」の機能が組み込まれても、価格はこれまでの「QAW」と変わらない。ユーザーニーズにも応えて、新しい提案ができる商材だ。まだ正式リリース前だが、多くの販売パートナーから「勉強会を開催してほしい」という要望が出ているだけでなく、すでに受注が決まっている案件もあるという。

 クオリティソフトの大槻茂営業本部SIパートナー営業部部長は、「QAW」の独自性について、「『QAW』+『License Guard』と同様の機能をもつソリューションは、まだ市場にありません。ライセンス管理のノウハウは、一朝一夕でできるものではないからです。このソリューションにより、IT資産のライフサイクルを考慮した運用ができるようになります。ほかのツールでは、これは難しいでしょう。オンリーワンのソリューションだと思います。今後は、さらにIT資産のライフサイクルソリューションを深めていこうと考えています。ご期待ください」と語ってくれた。

 市場ニーズに的確に応え、かつ販売パートナーの提案の幅を広げる「QAW」。その動向に、多くの企業が注目している。

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