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2011/11/17 09:28

[週刊BCN 2011年11月14日付 Vol.1407 掲載]

Special Issue

<有力ベンダーが語るビジネス戦略とパートナー施策>ソフトバンクBB モバイルソリューションで新たな価値を提供

 ソフトバンクBB(孫正義代表取締役社長兼CEO)の溝口泰雄取締役常務執行役員は、「BCN Conference」における「パートナー様と推進するソフトバンクBB モバイルインターネットビジネス」のセッションで、同社の取り組みとパートナー戦略を語った。

<2011.10.14開催 BCN Conferenceレポート>

ソフトバンクBBの溝口泰雄・取締役常務執行役員
 同社は、モバイルインターネットビジネスを強力に推進している。溝口常務は、「ノートPCはアイデアなどを思い立ったときにすぐに起動することは難しいが、その点、モバイルデバイスは起動するまでに数秒しかからない」と、モバイルデバイスのビジネスシーンにおける利便性について述べた。

 すでに、ソフトバンクグループは、社員全員がiPhoneやiPadといったモバイルデバイスを業務に活用している。溝口常務は、こうした自社グループの事例を紹介し、モバイルインターネットビジネスの将来性を強調した。

 モバイルデバイス導入の効果として大きかったのは、社内資料の共有化による営業スキルの標準化だった。例えば、経験の浅い若手の営業担当者は、クラウド上にアップされているベストプラクティスの資料を活用し、顧客に対してサービスを提案。資料や口頭では伝えられない部分は、動画を駆使することで補完できるようになった。溝口常務は、「プレゼンテーション力を高めた」とアピールした。

 天王洲から汐留にオフィスを移転する際の一番のキーワードはペーパーレス化だった。「現在、業務データはクラウド環境で集中管理しており、効率化やオフィススペースの削減と共に、生産性の向上も実現できた」(溝口常務)という。

 提案試算から決裁、申込書/契約書作成、オーダーまでの業務プロセスも、沖縄や中国・大連に置いているオフショア拠点を活用したビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)サービスを通じてペーパーレス化し、コストを削減したことを語った。

 今後は、ウェブ会議システムや企業内SNSを導入し、従業員の情報共有に役立てていきたいと語った。過去の提案資料を検索したり、上司からのアドバイスを受けたりすることもできるようになる。溝口常務は、「これまでのPCにはなかった価値をモバイルインターネットサービスで提供できる」と話した。

 また、これらの実践によるノウハウを基に、パートナー企業に対しては、メールセキュリティや運用管理、モバイルデバイス管理(MDM)、VPN、カタログ管理、ウェブ会議システム、アプリケーション開発、運用保守などのサービスを付加価値ソリューションとして提供していく戦略を披露。モバイルデバイスを導入後、付加価値ソリューションをご提案することにより、収益を増大できるメリットを強調した。

 このほか、モバイルインターネットデバイスや関連するソリューションの開発・導入を支援する「モバイルインターネットソリューションインフォメーションセンター(MISIC)」の活動を通じて、パートナービジネスを推進していることを説明した。

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