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2012/03/01 09:33

[週刊BCN 2012年02月27日付 Vol.1421 掲載]

Special Issue

JBアドバンスト・テクノロジー(JBAT) ドット・プリンターと帳票ソフトを融合 プリンティング支援ソリューションを強化

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 JBCCホールディングスの事業会社でJBグループの製品開発製造会社であるJBアドバンスト・テクノロジー(JBAT)は、同社製のドット・インパクト・プリンター「PowerTyperシリーズ」を中核とする帳票印刷に関連する「プリンティング支援ソリューション」を強化している。昨年1月に発表したドット・プリンターで主力の新モデルは、インテリジェンス機能を複数搭載するなど、ソフトウェアと連携した伝票発行や基幹業務印刷、バーコード印刷など、より幅広い業務の支援に応えられる製品へと進化。同社の高いソフト開発技術と機器を融合し、販売パートナーと協力して流通卸業界などの攻略を狙う。

販売実績は国内2万台
機能性高めた新モデル登場

山口 昌哉氏
プリンター企画
土屋 実氏
プリンティングソフト企画
武田 雅大氏
ソリューション企画
担当GM
 JBATのハードウェア部門は、1950年に日響電機として創業し、60年以上の歴史がある。83年8月には日本ビジネスコンピューター(JBCC)の開発・生産部門となり、その後、アプティ(APTi)を経て、08年4月にJBCCのソフト開発部門と先進技術部門を統合した。同社が開発・販売するドット・プリンター「PowerTyperシリーズ」の販売実績は2万台。OEM(相手先ブランド)製品を含めると延べ20万台以上を出荷している。昨年1月には、シリーズの新モデル「PowerTyper S2000/S1000」を発売。大手流通業を中心にこの1年間で2,000台以上を導入した。

 S2000/S1000は、従来機と互換性を保ちIBM基幹システムと直接接続できる。さらに今回のモデル・チェンジでUSBホストポートを搭載し、インテリジェント機能を強化した。これにより、外部機器への接続が可能になり、市販のUSB HUBを使ってICカードリーダーやタッチパネルを接続したセキュアな印刷ができるなど、ユーティリティ性能を高めた。さらに、ドット・プリンターでは業界初となる3種類の専用オプション機器として、単票自動給紙装置(ASF)、連続帳票カッター(AFC-V)、背面給紙トラクター(RTR)を用意し、多様な用紙や業務に対応し、お客様に最適な構成を提供できる。

 JBATソリューション企画の山口昌哉氏は「消費電力は省エネモードで約9Wとクラス最高を実現。ランニングコストもA4用紙1枚当たり0.5円と安価だ。帳票印刷機能の選択肢も拡充した」と話す。PowerTyperのラインアップには10枚綴りの宅急便伝票の印刷ができる高複写製品もあり、請求書、納品書など伝票発行業務に最適なだけでなく、基幹業務印刷やバーコード印刷などもこなすという。


ドットと帳票ツールを融合
リプレース市場の開拓へ

 性能・機能の面で競合他社製品をしのぐPowerTyper S2000/S1000の販売を強化するために、JBグループのソフトウェア事業部を融合した利点を生かして、「プリンティング支援ソリューション」を本格的に展開中だ。JBATでは、「基幹システムの情報を“活かす”印刷システム構築」を謳い文句に、帳票印刷ツール「PrintProシリーズ」を使った提案をしている。同社ソリューション企画の土屋実氏は「同ツールを使えば、帳票専用サーバーを使用せずに端末パソコンで帳票を生成するため、セキュリティの高い帳票システムが構築できる」という。例えば、「PrintPro for Web」を使えば、Webブラウザから帳票や伝票にタイレクトに印刷ができる。また、「PrintPro for Designer」を利用すれば、罫線や会社ロゴなどを入れた帳票を自在に作成できるので、専用帳票を事前に用意したり、出力に合わせて用紙を架け替える手間も省ける。

 JBATは、このドット・プリンターとツールを使ってソリューション販売をJBグループ内のJBCCやイグアス、他の販売会社を通じて販売している。ソリューション企画の武田雅大担当GMは「ドット・プリンターはリプレース市場になっている。ERP(基幹業務システム)などシステムの入替時に消費電力や機能などの性能のよさを売りに販売を積極化する」と、販売パートナーとの連携をさらに深める方針だ。


JBAT主力製品


PowerTyper S2000/S1000
2011年1月に発表した新モデルのドット・インパクト・プリンター
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