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2014/09/17 12:30

Special Issue

【IAサーバーの新しい選択:Supermicro】イグアスがパートナーと共に販売強化へ

 クラウドのインフラ事業を手がけ、2013年、IBMに買収されたSoftLayer。価格を抑えた高品質のクラウド基盤で成長してきた背景には、米国に本社を置くSuper Micro Computer, Inc.(Supermicro)のサーバーの存在がある。今回、Super Micro Computer, Inc.は、日本でのサーバービジネスの大幅な強化に乗り出し、初の新製品ロードショー(セミナー)をイグアスと共に10月2日に大々的に実施する(セミナー詳細はこちら)。

 "世界で最もエネルギー消費効率の良いスーパーコンピュータ”を評価するGreen500で堂々世界一を達成した東京工業大学のプロジェクト"TSUBAME-KFC"。その陰にもSupermicroの存在がある。

 Supermicro製品は、高いコストパフォーマンスを発揮し、データセンターでのクラウド基盤の構築や高性能コンピューティング(HPC)などでの利用に最適なサーバー。日本では、認定ディストリビューターの株式会社イグアスがSupermicro製品の販売に力を入れ、現在、システムインテグレータ(SIer)など、サーバー構築・販売に強い2次販売店を増やしてSupermicro製品の事業を拡大している。

アジアで一番大きい市場・日本 イグアスと連携して拡大を図る


 Super Micro Computer, Inc. は、米カリフォルニア州サンノゼに本社を置くIAサーバーメーカー。市場が成熟するなかで、高い技術力を生かし、世界で急速に事業を拡大している。2013年度のグローバル売上高はおよそ1160億円と、前年から14.7%増を記録した。約2000人の従業員のうち、70%が開発に携わる。こうして常に技術を磨き、すぐれたテクノロジーで他社との差異化を図っている。


 米国本社でマーケティング&HPCソリューションズを担当するタウ・レン バイスプレジデント(VP)は、「ビジネスが順調に伸び、毎年売り上げは2ケタ成長を達成している。当社にとって、アジアで一番大きい市場が日本だ。イグアスと密に連携し、チャネル販売に力を入れ、今後は2ケタ以上の拡大に挑みたい」と意気込む。今年3月には、東京・渋谷に日本支社を開設。競争が激しいなかで、なぜ、Supermicro製品は日本での存在感を増しているのか。「日本のお客様は、品質を重視する。だからこそ、Supermicro製品を選ぶ。導入実績は、着実に増えている」と、タウVPは自信をみせる。

マーケティング&HPCソリューションズを担当するSuper Micro Computer, Inc.のタウ・レンVP

 SupermicroのIAサーバーは、独自のアーキテクチャを採用せず、シャーシやマザーボード、電源などのコンポーネントを自社で開発・生産し、ユーザー企業の仕様に合わせて提供するCTO(注文仕様生産)が特徴。これによって、ユーザー企業は導入コストを抑えながら、自社にぴったりのサーバーを入れて、高性能のシステムを築くことができる。SoftLayerをはじめとするクラウド企業は、こうしたメリットを活用し、Supermicro製品を武器にクラウド市場の厳しい価格競争に立ち向かっている。

SupermicroのIntel® Xeon® E5-2600 v3(コードネーム:Haswell-EP)対応サーバー製品

 タウVPは、「当社のサーバーは、インテルのチップなど、最新の技術を採用し、幅広いビジネス用途に適応する」と訴える。そして、「大手サーバーメーカーが事業を売却したり、シェアの減少に直面したりしている現在の状況は、当社にとって大きなチャンス。製品やサポートなどに関して、日本のパートナーをしっかり支援して、このチャンスをものにしたい」と語る。日本ではこれまでデータセンター向け展開に重点を置いてきたが、プライベートクラウドの普及を追い風に、今後はコンテンツプロバイダーや金融業など、エンタープライズ向け展開も本格化するという。

株式会社イグアスのマーケティング&商品事業部 事業部長の帰山和茂理事

 2013年2月に Super Micro Computer, Inc.とディストリビューター契約を締結した株式会社イグアスは、現在、Supermicro製品を約40社のパートナーとともに販売している。マーケティング&商品事業部 事業部長の帰山和茂理事は、「現在、Supermicro製品ビジネスの約8割は、データセンター、インターネット事業者、HPCの三分野で占めているが、エンタープライズエリアも含めパートナーを増やして市場を開拓したい」と方針を語る。直近では、セミナーの開催や展示会への出展を通じ、Supermicroのブランド力の向上を目指している。「Supermicroのサーバーは、お客様の要求仕様に合致する機器選定ができるため、再販パートナーにとってもオーバースペックなど無理な構成にならず、薄利ビジネスに巻き込まれることはない」と訴える。

 イグアスは、全国各地に拠点をもつサポート網を強みとしている。同じJBCCホールディングス傘下のJBサービス(JBS)を通じてハードウェアの保守サービスを提供するなど、販売パートナーを手厚く支援する。帰山理事は、「今年度は、目標以上の成長が期待できそうだ。来年度はさらに拡大したい」と、パートナーと手を携えてSupermicro事業を大きく成長させる。

【セミナー情報】
2014年10月2日(木) 12:00~16:00
Supermicro新製品ロードショー開催
詳しくはこちら

Supermicro新製品ロードショー


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