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2017/03/09 07:50

[週刊BCN 2017年03月06日付 Vol.1668 掲載]

Special Issue

ソフトバンク コマース&サービスの次なる1手 ~ICT基盤を支える注力ソリューション~ (3/3)


●必要性が高まるIoTセキュリティにも注力

 17年に重点的に拡充を図るもう一つの領域が、IoT向けのセキュリティ商材だ。IoTは今後、さまざまなユーザーが導入していくと予想されるが、一方でそうしたデバイスにはセキュリティ上の不安も残る。そこでソフトバンクC&Sでは、ソフトバンクグループがシリコンバレーに構える拠点を通じて現地スタートアップ企業も含めた各社のテクノロジー動向をウォッチしつつ、IoTセキュリティのあるべき姿をパートナーやユーザーに示せるよう具体的なソリューションを確保していこうとしている。

 その一つが、1月23日のリリースで取り扱い開始を発表したIoTネットワークセキュリティソリューション「ZingBox」だ。本ソリューションはネットワーク上を流れるIoTデバイスのパケットを収集、メタデータ化したうえでクラウドへ送って機械学習により分析を行う。


 「IoTデバイスの通信は標準化されておらず、メーカーごとに、あるいはデバイスによっても固有の仕様が使われていることが多く、それゆえ包括的な対策が難しいとされてきた。ZingBoxは独自の機械学習ロジックによって多様なデバイスを一つひとつ分類し、それぞれの動作を見極めることが可能だ。さらに通常時から逸脱した動作を捉えることで、さまざまなIoTデバイスの異常な通信の検知を実現した」と平井統括部長は説明する。

●変化するセキュリティ市場 販社やSIerにとって大きなチャンス

 セキュリティの新たな潮流は、EDRやIoTセキュリティに限らず、他にいくつも存在しており、ソフトバンクC&Sはそれらについてもリサーチを続け、拡充を図っている。

 「商品ジャンル別の戦略としては、SOCとIoTはカテゴリを横断する横串モードで、EDRとエンドポイントについては商品売りのみでなくソリューション提案を軸にと、それぞれ考えている。ゲートウェイはUTMを中心にリプレースを含めまだまだ伸びていく市場であり、われわれはFortinetをはじめとする製品やサービスを提供できているが、これまであまりリーチできていなかった企業規模のユーザーにもアプローチしていく」と平井統括部長は語る。さらに、「SOCに関しては、セキュリティ投資余力の限られたユーザーへ向けた支援を充実させていく一環として、パートナー様がユーザー向けSOCを運用するためのソリューションなども充実させる考えだ」と続ける。

 さらに、単に商材を拡充するだけでなく、さまざまな組み合わせによる活用の提案や、その際のベンダー間連携の検証などといった部分にも気を配っていくという。

 「セキュリティ商材は、ユーザーごとにいろいろと組み合わせて活用するもの。それができるかどうかの検証は重要だ。メーカー同士の技術連携を図っていくなどの取り組みも、われわれの使命の一環。ソフトバンクC&Sならではのセキュリティの強みは、単なる商品提供にとどまらずサービスや技術支援、情報なども一緒に提供できること。まだセキュリティが不十分なユーザーに届けるためにも、ぜひパートナーの皆様の協力をお願いしたい」と平井統括部長はアピールする。

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