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2017/03/21 08:00

Special Issue

ネットワールド、販売開始からかつてないほどの急成長、HCI「Dell EMC VxRail」の魅力を探る

 ネットワールドは、Dell EMCが展開するハイパーコンバージドインフラストラクチャ(HCI)「Dell EMC VxRail(VxRail)」の販売が絶好調だ。昨年3月の国内プレスリリースから、自治体のネットワーク分離の需要を取り込み、急成長を続けている。今年に入ってからは、その流れを民間需要が引き継いで、大企業から中堅企業での導入も相次いでいるという。「VxRail」の魅力について探った。

「Dell EMC VxRail」

自治体から一般企業へ波及、好調な海外をさらに上回る国内市場

 「日本でのVxRailの販売開始は2016年6月だが、総務省が進めた『自治体情報システム強靱性向上モデル』のセキュリティ4要件の一つであるネットワークの分離に伴う需要を取り込み、かつてないほどの販売を記録した」と、石塚智規・SI技術本部ストレージ基盤技術部ストレージソリューション1課課長代理は語る。

 ストレージ、ハイパーバイザー、ネットワークなどのコンポーネントを2Uのアプライアンスに統合したVxRailは、事前の検証作業や詳細設計が不要なため、導入作業がスムーズ。また、拡張も容易で、運用管理も統合できるメリットが地方自治体のニーズにマッチした。50~60の小規模から、1000デスクトップ規模以上の環境にまで幅広く導入されているという。

石塚智規課長代理
 ネットワーク分離という大きな波は、予算の期限である今年3月までだが、今はその流れが一般企業へと波及している。しかも、販売パートナーからの引き合いだけでなく、エンドユーザーによる指名買いも多い。これを受けてネットワールドでも、パートナーに向けたイネーブルメントの取り組みを推進している。

 「一般企業のニーズは、大きく2タイプ。一つは、大企業のすでに標準化したシステムを、そのままの状態でよりシンプル化したいというニーズで、製造や化学といったメーカー系に目立つ。もうひとつは、管理者や運用ノウハウが不足しがちな200~300人程度の中堅から中規模の企業」と石塚課長代理。

 ワールドワイドでは、16年2月のリリースから毎月2桁増の販売が続く。「日本では、それ以上の勢いで伸びており、他国と比較しても圧倒的だ。昨年は販売期間が半年しかなかったので、今年は昨年の最低でも3倍以上を目指したい」と意気込む。

すべてがシンプル、充実の機能もワンストップでサポート

 好調な販売が続く「VxRail」の最大の特徴は、すべてがシンプルであることだ。製品コンセプトである簡単導入、簡単管理、簡単拡張の三つのポイントが高く評価されている。

 例えば、運用管理に欠かせないアップデート(バージョン管理)は、ユーザーによる互換性チェックやパッチ管理、動作テストが不要で、まさにワンボタン・アップデートが可能だ。1アプライアンス(2U4ノード)なら、1時間で完了する。障害時の交換対応も、各ノードのコンフィグレーションファイルを別管理しているので、さまざまなインストール作業やリカバリも必要ない。

 また、バックアップでは、無償提供されるバックアップ専用仮想アプライアンス「vSphere Data Protection(VDP)」を使用して、データ重複排除機能をもつバックアップ専用ストレージ「Data Domain」にバックアップできる。

 さらに高度なデータ保護が可能な「Data Protection Suite for VMware(DPS for VMware)」も用意される。同様に「Data Domain」との組み合わせで使用するが、バックアップソリューションに「Avamar」を採用し、アプリのデータ保護、ゲストOSとしてのイメージバックアップ、重複排除による常時フルバックアップなど、HCI環境の包括的なバックアップが可能だ。そして、いずれもEMC製品のためワンストップ・サポートがうけられる。

 「バックアップの選択肢、保護内容も含めてここまで充実したワンストップ・サポートを提供しているベンダーはほかにはないはず」と石塚課長代理。拡張性でも、「VxRail」は、最小3ノード構成からスタートして段階的に拡張できる。クラスタあたり最大64ノードまで、容量とパフォーマンスを簡単かつ無停止で拡張可能だ。

自社で採用したからこそ分かること、適材適所で活用すべき

 VxRailは、一般的な用途のほとんどはカバーできる。なかでも、最適な用途とするのが仮想デスクトップ(VDI)だ。シームレスにスケールアウトできる点がマッチしている。

 石塚課長代理は、「当社の業務インフラの仮想マシンは、SQLも、勤怠系システムも、受発注システムまで含めて、基本的にVxRail上で稼働している。VxRailにリプレースした際、担当者からはレスポンスが前より向上したと聞いているので、基幹系でも問題ない」と説明する。

 とはいえ、すべてのケースでVxRailをあてはめようとするのではなく、やはり適材適所での使い分けがベストな選択となる。強力なCPUスペックや、膨大なメモリを使用するアプリケーションなど、特定用途には別の最適な製品が用意されているのがDell EMCの強みだ。

 「例えば、ビッグデータなど、巨大なファイルを扱う用途には、スケールアウトNASの『Isilon』がある。フルカスタマイズして使いたいといったケースには、サーバーリファレンス型の方が向いているし、そうした使い分けをDell EMCも推奨している。当社では、4月14日開催のDell EMCとの共催イベントで『VxRail』の活用を紹介するので、ぜひ、参加してほしい」と、石塚課長代理は呼びかける。



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