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2011/02/18 12:10

業界マップ ベンダーの勢力と市場がひとめでわかる

生産管理システム (2011年2月)

 2008年、米国を震源地とする金融危機によって、国内の製造業は甚大な影響を受けた。IT投資意欲は冷え込み、メーカーやSIerの決算内容にもその傷跡が見て取れたものの、2011年に入り、新規受注の獲得に向けて反転攻勢に打って出ている。

 調査会社アイ・ティ・アール(ITR)によると、2010年度の国内企業のIT予算は09年度からもち直してプラス成長となった。11年度は、IT予算を増額する企業が前年度の24.9%から29.2%に増加。IT予算を減額する企業は26.6%から17.0%に減少する見込みだ。製造業に限れば、IT予算を減額する企業は30.4%から18.1%にまで改善するが、成長路線に戻ったとはいえず、慎重な姿勢がみられる。日本銀行の12月全国企業短期経済観測調査によると、製造業の業況判断指数(DI)は前回調査の-32から-4に大幅に改善したが、予断は許さない状況だ。

富士通が広く支持を得る

 調査会社ノークリサーチによると、年商500億円未満の中堅・中小企業(SMB)の生産管理システム導入シェアのトップは「GLOVIA-C(GLOVIA smartを含む)」。2位以下は「SCAW生産管理システム」「Explanner/Jシリーズ」と続く。

 2009年に実施した同様の調査と比べると、「GLOVIA-C」が引き続きトップシェアを占めるものの、2位以下には大幅な順位変動がみられる。「Factory-ONE 電脳工場」や「TECHS」「R-PiCS」などのパッケージが上位から姿を消して、大手メーカー系のERPがシェアを伸ばした。

生産管理システム製品/サービスのシェア

[画像をクリックすると拡大表示します]

 単純な比較はできないが、従業員数300人から5000人未満の中堅企業を対象にITRが実施したメーカーシェアに関する調査では、オービックが先頭を走り、富士通が後を追う展開。日本インフォア・グローバル・ソリューションズ、NEC、リード・レックスなどが上位に顔を揃える。日本インフォアは年商500億円以上の規模の製造業に強いが、年商数百億円以下の企業からの引き合いも多くなっている。

★詳細な解説記事
<Industry Chart 業界の今を俯瞰する>生産管理システム IT投資に慎重姿勢みられる 新機軸の提案が商機を掴む の全文を読む

※本記事は、週刊BCN 2011年2月14日付 Vol.1369より一部抜粋したものです。会員登録していただくと、オリジナルの記事全文をお読みいただけます。会員登録はこちら(無料)。

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